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●組合のメリットは?
①労働条件改善を経済産業省や独立行政法人当局と対等な立場で組合として要求できること。個人では言いにくく、解決できない問題が多いのです。
②職場で困ったことがある場合など駆け込み相談ができ、個人で悩みを抱え込まなくて済みます。
③当局の不当な圧力を許さず職場で自由な発言等が出来ます。
④いろいろな情報が入手可能で、組合では、新聞・ニュース、HPで他の職場、職種の人と接し視野が広がります。
⑤福利・厚生・レク等の機会を利用できます。
⑥組合で運営する国公共済会(保険)は、安い掛金で生命、医療、交通災害などの保障を提供しています。新規組合加入者には「ワンコイン共済」(交通事故入院で1日3500円、5日以上の病気入院で1日1500円の給付)6ヵ月分をプレゼントします。
⑦いざというとき組合は「かけこみ寺」的存在となります。
●入らないとどうなる?
未加入の人と明確な待遇の差はありません。全経済が職場のあらゆる差別(男女差別、昇格差別など)の解消を目指し、全体の利益のために活動しているからです。もちろん経済産業省当局が「組合員であること」を口実に差別をすることも許していません。独立行政法人では、労働協約によって労働条件が守られています。
いま、あたりまえのように取っている休暇についても、わたしたちの長年の要求によって実現したものです。完全週休2日制の要求は20年間もねばり強く取り組み、92年に実現させました。最近では育児休業や介護休暇も実現しています。定期昇給やボーナスの差別も許していません。これは、多くの人が労働組合に入って、一人では弱い力でも大勢の力をあわせて実現した「数は力」の成果です。ここに労働組合の真価があります。
やはり数は力。一人一人では弱い力も、大勢の力を合わせてこそ、労働組合の真価が発揮されるのです。
●お金はかかる?
組合員は、お金を出し合い、全経済を組織しています。これを組合費と言いますが、その額は要求実現に必要な経費として全経済の定期大会で討議して決定しています。金額は他の労働組合と比べて高くなく、むしろ低いくらいです。使い道は要求実現のための行動が中心で、効率的に使われています。組合費を特定政党に献金したり、目的以外に支出することはありません。
全経済は、「政党からの独立」「組合員の政党支持の自由」を尊重しています。新人の皆さんも何に使って欲しいか意見を下さい。
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